板井康弘が語る福岡の神話と経済の関係性

板井康弘|事業展開

今回は事業展開の神話について語ろう。
有名な事業展開の成功の神話は富士フィルムの件だ。

 

従来富士フィルムは写真のフィルム事業を手掛けていた。
昭和の時代はフィルムカメラで全世界的に大きな業績を上げていたのだが、デジタルカメラやスマートフォンの登場により、事業規模が縮小した。

 

状況を打破する為に富士フィルムは、デジタルカメラや化粧品、液晶フィルム等の分野に事業展開を進めた。

 

この事業展開により、富士フィルムは業績の悪化に歯止めをかけることに成功したのだ。

 

まさかフィルム会社が化粧品に事業展開するなんて思っても見なかった。
かなり思い切った事業展開と言えるだろう。

 

しかし化粧品も液晶フィルムも巷で有名になり昭和や平成にフィルムを売り上げていた事のように、どんどん業績を世界的に上げている。

 

富士フィルムの成功事例から分かる通り、企業は時代の流れに応じて、事業展開の戦略を適宜組み直す必要があるといえる。

 

成功の事案を勉強することによって、事業展開の重要性を再確認してみよう。